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はじめに(一部) 日本人の正しい歴史と魂を取り戻す 安倍晋三政権の誕生と、その後の力強い日本外交、経済の急回復により「失われた二〇年」の暗い時代が終わろうとしている。平成二四(二〇一二)年暮れの衆議院議員選挙と翌二五年夏の参議院議員選挙で自民党が圧勝し、日本の前途に明るさが見えてきた。安倍政権は自民党の保守本流が主導する。 さて「安倍晋三は、今や、日本の国力そのものである」「安倍は一度、地獄をみてきた男である」と書き出す小川榮太郎『国家の命運――安倍政権、奇跡のドキュメント』(幻冬舎)は安倍政治の愛国的姿勢に深い共鳴を表し、こう言う。 世が乱れると、正気が復活して政治を導く 沈没寸前の日本に正気が蘇ろうとしている。 正気はなぜ蘇ったのか? |
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目次 はじめに 日本人の正しい歴史と魂を取り戻す 1 第一章 日本に吹いた正気の風 17 日本の皇統を救った和気清麻呂 17 第二章 明智光秀から大塩平八郎 45 明智光秀は本能寺で「正気」を実践した 45 第三章 吉田松陰と門下生 66 維新の風を吹かせた吉田松陰 66 第四章 「正気」を伝えて散った士族の乱 90 幕末の傑人、藤田東湖の正気 90 第五章 西南戦争とそれから 112 西郷討伐は正義の戦いだったのか 112 第六章 正気回復への兆しが見えてきた 144 世界が尊敬した日本人 144 第七章 よみがえる日本の正気 179 日本美の奏者、保田與重郎 179 おわりに 日本人の危機意識は高まっている 220
宮崎正弘(みやざき・まさひろ)
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