目 次
「ざっくばらん」休刊に寄せて
政軍関係に重点を置く「ざっくばらん」のやったこと(田久保忠衛) 3
1 政治家は政治家らしく、自衛隊は軍隊らしく… 11
怩イっこ揩ゥら怩轤オさの時代揩ヨ
2 栗栖弘臣弁護論 19
恊ュ治に体当りした将軍
3 自衛隊「開国」論 34
統幕議長が総理に呼ばれるとき…
4 チャーチルの軍事情報幕僚 42
首脳会談以後日本外交戦略の教訓
5 議会政治と防衛 51
「陸海空三位一体」こそ真の抑止力
6 「国権の最高機関」の責任 62
日本という国が問われている!
7 自衛隊に始まり自衛隊に終る 70
湾岸戦争の日本的帰結
8 自衛隊とは何か 80
元在日米軍軍事顧問団幕僚長の問題提起
9 自衛隊と憲法九条 88
カンボジア派遣で何が変わるか
10 ベーカー回顧録の凄み 99
政治家・外交安保関係者必読!
11 日米関係の正念場 107
「成熟したパートナー」への二一世紀
12 なぜ、いま岸信介か 116
静かなる再評価ブーム
13 防衛駐在官制度改革へ一石 127
自民党国防部会のヒット
14 憲法と自衛隊の戦い 136
イラク「派兵」を前にして
15 小泉首相の見識を問う 145
日米安保大転換期になぜ「陸自削減」か
16 日米同盟の覚悟 151
チャーチル、日英同盟に学ぶ
17 国防なくして安全保障なし 160
日本人が忘れていること
18「防衛省改革会議」と栗栖弘臣 169
「国防に任ずる組織」をつくるために
19 石破防衛相の高いハードル 176
「抜本改革」「背広・制服一体化」
20 チャーチルはなぜ偉いか 182
『統幕議長が総理に呼ばれるとき』より
「あとがき」に代えて
戦前戦中戦後小史 191
奈須田 敬(なすだ けい)
大正9年(1920)3月、東京浅草新福井町の酒屋の次男坊として生まれる。昭和13年、早稲田実業学校卒、15年末まで日産自動車勤務。17年、現役兵として東部第102部隊入隊、飛行第54戦隊に配属。漢口、北海道、台湾へ転々とし、病いのため昭和19年7月帰郷。20年3月、不穏文書配布のかどで東京憲兵隊の取り調べを受ける。昭和49年8月より月刊ミニコミ誌『ざっくばらん』を創刊。446号を数えた平成23年4月をもって休刊。著書に『わが友三島由紀夫』『総括─三島由紀夫』『統幕議長が総理に呼ばれるとき』(いずれも原書房)がある。現在は並木書房会長。 |