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目次 檄 楯の會隊長 三島由紀夫 3 第一章 「憂国忌」前史(昭和四十年〜四十五年) 23 「憂国忌」の源を辿ってみる 齋藤英俊 25 《証言》富士の原野の高笑い――体験入隊「一期生」のこと 山本之聞 35 第二章 「三島事件」の衝撃(昭和四十五年〜四十六年頃) 57 三島事件前後の民族派学生運動 玉川博己 59 《証言》学生を励ました支援者の熱誠――日学同関西総支部 赤松一男 73 第三章 三島由紀夫の「不在」のはじまり(昭和四十六年〜五十一年頃)87 高揚する新民族派運動 片瀬 裕 89 《証言》憂国忌外史 石 大三郎 109 第四章 十年後の三島由紀夫(昭和五十二年〜五十五年頃) 123 追悼十年祭 憂国忌 佐々木俊夫 125 《証言》回想・三島由紀夫文学セミナー 唐澤 淳 139 第五章 昭和から平成へ(昭和五十五年〜平成元年頃) 157 憂国忌を支えた新民族派の活動 佐々木俊夫 159 《証言》昭和天皇崩御 菅谷誠一郎 181 第六章 追悼二十年目の高揚(平成二年〜九年頃) 193 追悼二十年祭 憂国忌 佐々木俊夫 195 《証言》私が市ヶ谷台一号館の保存を求める理由 石 大三郎 201 第七章 受け継がれゆく憂国忌(平成十年〜二十二年) 213 三島由紀夫研究会の現在 菅谷誠一郎 215 《証言》三浦重周氏の自裁 後藤晋一 226 終章 『英霊の聲』は現代日本に蘇るか 宮崎正弘 237 資料編 261 憂国忌追悼文――林 房雄 262 保田與重郎 263 浅野 晃 264 あとがき 305 |
プロローグ あれから四十年が経過した 没後、四十年にもなるというのに未だ三島由紀夫文学のブームは去らない。 「憂国忌」命名の秘話 |