『武器になる状況判断力─米軍式意思決定法とOODA(ウーダ)を併用する』

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上田篤盛著(元防衛省情報分析官)
四六判224ページ 定価1600円+税

ISBN:9784890634255
C0030

発行日 :2022.10
本体価格 ¥1600

 

 


「米軍式意思決定法」は、幕僚参加型の論理的思考法である。組織が共通の目的や目標に向かって協調して進む、先入観による判断ミスを低減するなど多くの利点がある。OODA(ウーダ)は、1980年代末に米海兵隊がドクトリンとして採用し、その後、米陸海空軍も採り入れて米国のビジネス界にも広く浸透している。
  米軍は「米軍式意思決定法」を捨てて「OODA」を採用したわけではない。環境の変化や時代の経過にともなって、「米軍式意思決定法」だけでは対応できない領域が増え、それを補完するために「OODA」を採用したのである。「米軍式意思決定法」の利点を認識したうえで、現場対応型の「OODA」を活用することが重要なのである。〈本文より〉