|
山下知緒著(都内日本語学校教員)
四六判288ページ
定価1500円+税
ISBN:9784890634101
C0030
発行日 :2021.06
本体価格 ¥1500
|
この手記は、古流武術家でもある私が、日本語教師として働き始めてからの2年弱に渡る回顧録である。私が教員になったいきさつ、日本語学校での奮闘、留学生たちのみずみずしい青春群像劇などを楽しんでいただきたい。
なお、個人情報保護への配慮から、勤務地や学校名、登場人物の名前などはすべて変えてあり、実名表記は筆者のみとした。それゆえに、完全な実録とはいいがたいのだが、日本語学校という業界を知るよすがにはなると思う。
先ごろ、外国人留学生の管理をおこなっている法務省外局の「入国管理局」が「出入国在留管理庁」となり、入管法の改正もあった。現在は、日本語教師の国家資格化が検討されている。
わが国始まって以来の外国人流入が進む昨今、その最前線の1つである日本語学校は、今後ますます注目を集めていくことだろう。(著者の言葉)
|