星川啓慈・石川明人[共著]
四六判並製240ページ 定価1500円(税別)
宗教は、人に平安をもたらし、人を救済する。しかしその一方で、他宗教に非寛容であったり、戦争を推し進めてきた。キリスト教をふくむ多くの宗教は正義のためであれば暴力を用いることを肯定している。人は平和を祈りながら、なぜ戦いをくり返すのか?二人の宗教哲学者が「宗教」と「戦争」に共通する矛盾や葛藤をさまざまなアプローチからわかりやすく論じる。