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●内容目次 第一類 土地及び人口 〔土地〕民有地段別調／民有有租地段別並び地価／民有地種別段別表 〔人口〕帝国本籍人口（内地・外地）／本邦現住人口累年表／国勢調査結果府県別表、他５篇 第二類 財 政 〔一般会計〕財政総括対照表／歳入歳出総括対照表／省別歳出表／外務省所管歳出／内務省所管歳出／大蔵省所管歳出／陸軍省所管歳出／海軍省所管歳出／農商務省所管歳出／逓信省所管歳出／郵便電信電話収支対照表、他10篇 〔特別会計〕特別会計歳入出／朝鮮総督府表／台湾総督府表／専売局特別会計／大蔵省預金部／帝国鉄道特別会計、他４篇 〔租税〕所得税表／営業税／地租表／酒税表／相続税表／国税滞納内訳表、他８篇 〔公債〕国際累計並び増減表／国債起債償還及び未償還額表、他５篇 〔地方財政〕地方歳入歳出表／道府県歳入科目表／市歳入科目表／町村歳入科目表／郡歳入科目表／地方債総括表、他23篇 〔財政付表〕目的別国債大別表、他４篇 第三類 貿 易 〔貿易〕全国貿易対照表／輸出入貿易品種目表／輸出入品価額月別表／各港貿易対照表／朝鮮及び台湾貿易対照表／金銀輸出入対照表／関税収税額対照表、他13篇 第四類 金 融 〔通貨〕金融事項総括対照表／全国通貨流通高対照表／内地貨幣流通高表／台湾・朝鮮通過流通高表／紙幣流通高人口一人当て表／各種貨幣毎年発行高表／日銀兌換券発行高表／金銀貨幣紙幣毎月平均相場表、他10篇 〔金利〕全国金利表／府県別貸付金利表／不動産抵当個人貸借利率府県別表、他７篇 〔外国為替〕外国為替平均相場表／横浜正金銀行為替取扱高表／外国郵便為替対照表／銀相場表、他８篇 〔手形交換〕全国手形交換高対照表、他４篇 〔銀行〕全国銀行総括表／全国銀行預金貸出対照表／全国銀行営業成績表／特殊銀行総括表／国立銀行総括表／朝鮮・台湾銀行資産表／普通銀行総括表／組合銀行預金協定沿革表／三井・住友・第一銀行営業成績表／銀行別手形割引高対照表／在本邦外国銀行事業成績表、他43篇 〔信託〕全国信託勘定対照表、他２篇 〔郵便貯金〕郵便貯金金額別表／郵便及び為替貯金対照表、他４篇 第五類 会社及び資本 〔会社〕資本金別会社表／業種別会社表／満州邦人会社及び払込資本金累年表／株式会社業種別成績表／合資合名会社業種別成績表、他８篇 〔資本〕事業計画資本高表／銀行会社登記済資本業別累年表／株式会社新設社数及び同資本金額表／全国工業会社資本金移動表／外資輸入現在高表／公社債発行高年月別表／社債発行高月別表／外国政府公債内地発行高表、他22篇 〔産業組合及びその他の団体〕産業組合総括表／重要物産同業組合及び同組連合会表／商工会議所表、他２篇 第六類 産 業 〔農業〕耕地自小作別表／作別及び畜力使用別耕地対照表／耕地整理対照表／農産物価額表／田畑売買格年表／田畑賃貸料累年表／農家戸数及び農業教育程度対照表／農家自小作別対照表／主要農産物収穫高表／朝鮮・台湾主要農産物収穫高表／工業用農産物生産高表／米生産高府県別表／養蚕成績対照表／製茶生産高表／家畜及び家禽飼数年表、他19篇 〔工業〕創業年度別工場数／種類別工場並び従業員数／官営工場職工並び動力表／工業生産品大別表／各種工業製品生産高表／紡績会社営業成績表／機械器具生産高表／製油工業生産高表／工業薬品生産高表／洋紙生産高表／特許及び登録対照表、他32篇 〔鉱業〕鉱種別鉱区数及び坪数年表／朝鮮・台湾鉱産額年表／内地石油生産物年表、他４篇 〔水産業〕漁業戸数及び漁業者数年表／漁船隻数表／主要漁獲物対照表／樺太水産製造物価額表、他４篇 〔林業〕山林面積表／主要用材伐採量表／森林・竹林伐採年表、他４篇 第七類 交 通 〔陸運〕鉄道開通及び未開通路線表／国有鉄道貨客運搬成績表／地方鉄道運輸成績表／六大都市電車事業成績表自動車及び諸車表／外地鉄道営業成績表／全国道路対照表、他19篇 〔海運〕内地汽船・帆船屯数対照表／外国入港船対照表／全国港湾数／内外船舶載貨表／台湾朝鮮内地間貨客表／日本郵船会社事業成績表、他13篇 〔通信〕郵便線路及び郵便物表／電信及び電話通信表、他２篇 第八類 電気及びガス 第九類 保 険 〔保険〕保険事業成績総括表／生命保険契約種類別表／簡易保険事業成績表／火災保険営業成績表／海上保険営業成績表／自動車保険及び盗難保険業績表／生命保険会社資産運用表／在本邦外国保険会社業績表、他７篇 第十類 労 働 〔労働〕東京諸職賃金表／東京市内諸職業賃金表／職工平均賃金手当て賞与額表／全国平均類別賃金指数表／一般工業労働賃金月別表／政府事業労働賃金月別表／鉱山労働賃金月別表／工場労働者産業別賃金表／台湾・朝鮮諸職賃金累年表／産業及び賃金階級別労働者表／交通労働者数累年表／産業別労働争議累年表、他36篇 第十一類 有価証券 〔証券取引〕取引所別株式売買高表／国債・外国債・社債取引／東京・大阪株式取引所取引高年別表、他31篇〔証券相場〕東京・大阪株式取引所株式公定相場年別表／東京・大阪堂島米穀商品取引所株先物相場月別表／各種債券及び株式利回り調／株価指数月別表、他50篇 第十二類 商 品 〔物価〕物価大勢指数表／全国卸売物価指数／内外物価指数表／東京小売物価年別・月別表／東京・大阪物価品別表、他13篇 〔商品取引〕米穀取引所総括売買高月別表／横浜取引所生糸売買高月別表、他８篇 〔商品相場〕産国別正米相場累年表／朝鮮・台湾米相場月別表／小麦粉相場月別表／綿花現物相場表／銑鉄・丸鉄相場月別表／石炭・石油相場月別表、他30篇 〔商品需給及び集散〕内地米需給対照表／小麦及び製粉需給対照表／肥料需給対照表／生糸需給対照表／砂糖需給表／麦酒需給表／洋紙需給対照表／専売局煙草製造売渡高表／国有鉄道貨物発送対照表／南満州鉄道主要貨物発送高表／大連港主要輸出入貨物数量累年表、他25篇 第十三類 外国統計 〔外国統計〕主要国歳入歳出累年表／主要国国債現在高累年表／連邦準備銀行概況／英国・米国貿易額対照表／世界金及び銀産額対照表／世界石炭・石油産額対照表／英国・米国物価指数年表／印度輸出入品卸売物価指数／豪州羊毛生産輸出額表／倫敦主要遠洋運賃年表、他38篇〔資料〕元号対西暦年次対照表／各国貨幣邦貨換算表／各国貨幣平価表／各国度量衡比較換算表 |
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●「復刻版解題」（一部） 明治以来、日本ではずい分多くの統計数字が公表されてきた。それらを集めて一冊にして、近代日本の足どりを数字でたどってみようとする試みのうち、代表的なひとつが、本書『日本経済統計総観』である。本書の特色は、明治以降の経済統計に焦点を絞って、各種の数字を集め、組織的に配列して利用者の便宜をはかろうとした点にあるといえるだろう。だから、政治、行政、文化、教育、司法など、統計年鑑でお馴染みの数字はすべて割愛されている。そのかわり、土地及人口、財政、貿易、金融、会社及資本、産業、交通、電気及瓦斯（ガス）、保険、労働、有価証券、商品、外国統計の13の類別が樹てられ、詳細な数字が盛り込まれている。また各類のはじめには「略説」の項がたてられ、関連する諸制度の沿革や現状についての解説が加えられているのも、本書の特色ということができよう。ただし、採用された統計自体についての説明があまり見られないが、当時は政府統計についての知識が、一般に普及していなかったのである。 |